「深部感覚」と言ってしまうと「定義」があるようですので、タイトルは「深部の感覚」といたします。
昨日、代官山にて
長谷川智先生が開発された「骨ナビ」のクラスに参加してきたのですが
大変興味深い体験がありました。
講座の内容の詳細は控えますが
身体の深部にある「骨」に意識を向けた際に
その場所を
実際には仙骨の腹側面だったのですが
あたかも鍉鍼で
呼吸に応じて撫でられているかのような感覚が生じ
それはとても心地の良いものでした。
古典的に言うならば
そこに気が集まったということになります。
それが思い込みなのかどうかと言うことについては
身体上に何がしかの変化が起きているかどうかを検証すれば良いわけですが
例えば腰部の筋緊張の緩和とか
皮膚温が上昇するなど
ですが
その方向性に私の興味はなく
ましてや個人のブログですので
楽になった・気持ちが良かった
それで充分だと思っております。
骨の存在を感じる事は
通常はありません。
例えば
「手が暖かい」「足が暖かい」などという
浅い部位に意識を向けるワークは一般的に行われていて
それは比較的容易にできるようになりますが
深部にある「骨」にも
意識を持って行くことができるのだという実感を
昨日の体験を通して感じました。
深部に意識を持って行くことが出来て、その場を活性化することができれば
身体にとって、とても有益です。
ここから鍼灸の話になります。
腰痛にも主に肝虚証と腎虚証のタイプがありますが
骨性の腰痛は主に腎虚証
『難行』に云う
皮毛・血脈・肌肉・筋・骨の5層にて
筋より深部にある「骨」
経絡の流注を鑑みるに
その「深部」を疏通させるのは
やはり腎経なのだなと言うことを
「実感」した昨日でした。

意識が身体の最深部の仙骨内側面に届いて、その場の感覚が生じるという実感を得たことは
今後の「低侵襲の経絡治療」探究への
新たな道筋となったように感じています。