鍼先卵形

鍼灸師関係

神戸源蔵鍼作所さんの鍉鍼の記事を書く際

鍉鍼の包み紙を探していましたら

毫鍼が出てきました

44年前のものですから
竜頭は錆びてしまっています。

念の為補足いたしますが
古い鍼を廃棄せず保存しているのは
記念品として
あるいは
熟練した職人さんの手によるものを
「お宝」として残しておくためでありまして
これを現在の鍼施術に使用する事はありません。

この神戸の鍼
師匠からは
鍼先を卵形に加工してもらっていると聞いておりましたので
拡大してみました。

確かに
摺り下ろしや松葉と比較して
鍼先からの膨らみが大きいように思います。

この鍼は
師匠のところに勉強兼お手伝いに伺っていた際に
度々いただいていたものの一つです。

東京の小岩で
鎌心会を主宰し、鎌田鍼療所を開業していた師匠
故鎌田新太郎先生は
この神戸の3番から6番まで
寸6から2寸の鍼を使用して
単刺で刺鍼していました。

「古方鎌田流一本鍼」と称する
力強い鍼でした。

私の標治法の原点です。

職人さんの手仕事によるものは
機械による大量生産とは違って味わいがありますね。
豪快だった四世神戸先生の息吹が感じられるようです。

タイトルとURLをコピーしました